お勉強

  • 2017.07.26 Wednesday
  • 02:38

 

 

Instagramのフォロワーさんはご存知かと思いますが、

 

先日革に関するセミナーを受けてました。

 

 

 

 

 

こうした知識は学生時代に一通り学んでおり、また鞣し工場などにも見学に行ってるのですが、

 

わかっているようでわかっていない、

 

もう少し深く知りたいと思うようになりました。

 

 

革で靴を作っていても「?」と思う時があるんです。

 

また業界人と話していても「?」と思う時もあるんです。

 

 

今回のセミナーの感想

 

靴職人としてはtoo muchなところはありつつも、

 

それでも勉強になるところは多く、今更ながら知り、なるほどと思うところも。

 

改めて革作りは化学だなと。

 

 

 

そして、今姫路の方で別のセミナーを受けています。

 

 

 

 

こっちはタンナーさん向けでより深い内容です。

 

化学式が一杯出てきて、文系脳の自分にとっては「むむっ(汗」と言う感じですが、

 

何事も根本的なところから学ぶのは大変ですね。(義務教育期間サボっていただけ)

 

最初の理屈が理解できれば、あとはサクサクと進む(はず)。

 

 

社会人から専門学校に行った今だから思うんですが、

 

勉強って、必要になると自然にやるようになるんですよね。

 

仕事など関連してる事柄だとそんなに嫌じゃないんです。

 

学んだ事、覚えた事がそのまま武器としてツールとして使えるというか。

 

 

 

大半の小学生や中学生が勉強がつまらないと感じるのは、それがどのように使えるのかわからないからでしょうね。

 

社会の事、事象とそのつながりがよくわかってないので仕方ないと言えばそうなんですが。

 

大人になるとその辺の事が繋がるので、面白くなって来ます。

 

一つの事からどんどん興味の対象が広がっていく、

 

こういった性格は一つのことに打ち込む職人にしては珍しいかもしれません…

 

 

卒展2017

  • 2017.01.27 Friday
  • 08:04

 



先日、三田校で講師をしてたら、



 



整形靴科の先生から呼び出されまして…



 



 



…なんだろう?



 



え、何か悪い事したかな…



 



アレ(機械、工具の使い方が悪い)かな、いやコレ(来年からクビ)かな…



 



よくある学校での出来事ですよね。



 



ふと学生時代を思い出してしまいました…。



 



 



 



さて、呼び出しは深刻な内容(良かった〜)ではなく、



 



 



整形靴科が恒例の卒業展示会を行うので、



 



学生さんがうちでポスターを貼ってほしいとの事。



 



 





 



(あ、そんなことでいいんですか)はい、わかりました。



 



と快諾。



 



 



なにぶん外からは得体の知れない隠れ家的な工房ゆえ、



 



よく見えるように入り口に貼っておきました。



 



 



自分も学生時代はこの卒業展示会、広報として各所へDM、ポスターを持って伺っていた記憶があります。



 



10年も前の事です…懐かしいですね。



 



 



 



という事で、



 



神戸医療福祉専門学校三田校整形靴科17期生卒業展示会のお知らせです。



 



 



2/10〜12日 神戸医療福祉専門学校三田校 8時〜17時



 



2/17〜20日 大阪梅田のギャラリー"4匹の猫" 11時〜18時30分



 



 



SNSアカウントもあるそうなので、興味ある方はフォローしてくださいね。



 



https://www.facebook.com/kmwof17/



 



https://twitter.com/kmwof17



 



ちなみに大阪会場は我々が学生時代に行った場所と同じ。



 



茶屋町付近で便利なので、興味ある方は行ってみてはいかがでしょうか?



 



 



 



 



☆今年最初の東京受注相談会☆



開催日 2/5,6
場所 オールドハット東京(明治神宮前)



価格 128,000円〜(税抜)(木型代30,000円仮縫い代込)



納期 8ヶ月後〜(途中仮縫いあり)



 



現在ご予約可能な枠は下記の通りです。



2/5 17:00〜,18:30〜



2/6 17:00〜



場所、サービスの都合上、事前予約制としております。



ご予約、お問い合わせはメールでお願い致します。



 



今回も足、靴でお悩みの方とお会いできるのを楽しみにしております(^^)



 



http://www.kenji-hashimoto.com



 


ビスポーク業

  • 2016.11.15 Tuesday
  • 05:37

 

 

先日、大阪の老舗ビスポークテーラーである金子洋服店の金子様が個人的に靴のご注文目的でご来店頂きました。

 

https://www.instagram.com/p/BMWD6YIhLs-/

 

以前から足に悩みがあり革靴を履くのが精神的に苦痛で、

 

しかしながら仕事柄履かずにはいられない…ということで、

 

SNSで当工房を知り、ご興味をお持ちになられたそうです。

 

 

 

 

「小規模自営業」「街の靴工房」として、

 

 

普段のこうした地味な発信がどこまで届いているのか…

 

時間をかけてやる意味があるのか…

 

 

不安になることもあるのですが、

 

届くところには届いているのだなぁとしみじみ。

 

 

ご来店頂いた際、お客様とはちょっとした会話は当然するのですが、

 

金子様の場合は同じモノづくりをしている人間として共感する点も多く、

 

「スーツの場合は◯◯なんですよ。」

 

「あー、靴も同じような事あります!」

 

みたいな話をしていました。

 

 

また普段、オーダーを受ける立場として日々活動されている方が、

 

オーダーする側に回るのは勉強になると仰られていたのが印象的でした。

 

 

 

さてさて肝心のオーダーですが、

 

「仕様など特にこだわりがないので、スーツに合う、履いていて快適な靴を」

 

ということなので黒の内羽根ストレートチップ(EVA、セメンテッド)をご提案。

 

金子様、かなり特徴のある足をされているので、既製品で苦労されているのはよくわかりました。

 

木型の作り甲斐のある足なので、こちらもやるぞと自然にスイッチが入ります。

 

 

 

「仕様、デザインに特にこだわりがない」

 

「既製の高級品では足に合わないので硬い、痛い。」

 

「かといってコンフォートシューズのような柔らかい革、カジュアルなデザイン、丸いボリュームのある木型ではスーツに合わせにくい。中敷があるのは良いのだけど…」

 

 

こういった方こそ当工房に向いているのかもしれません。

 

 

よくお客様で、

 

「靴のオーダーに興味はあるけど、知識がないので勉強してから…」

 

という方がいらっしゃるのですが、

 

靴のオーダーはそんなに構える必要はなく、ある程度悩み、ご希望を伝えて頂ければ、

 

あとはこちらで外観、機能性などのバランスをとりながら形にしていきます。

 

 

一から作るので自由度が高いのですが、

 

靴は機能性を無視することは出来ず、

 

また修理をしながら飽きずに長く履く事を考慮に入れると、

 

ある程度決まったデザイン、仕様になってきます。

 

ご希望のデザインなどがある場合は、写真などを見せて頂きながらご相談…という形になりますので、

 

お気軽に一度ハシモトにぶつけてみて下さい(^^)

 

 

 

学校へ行くメリット

  • 2015.12.07 Monday
  • 03:48



先日、母校(専門学校)に行ってました。



今回は「教えに」ではなく「教わりに」。

卒業生向けのセミナーの案内が来て、興味のある内容だったので参加することにしました。




内容は糖尿病患者に対しての靴やインソールでの対応方法。

演者の方はアメリカ、タイから。



それぞれの国の状況、制度などから

実際に見たことのない材料や製法で作られた製作物を見るといろいろ参考になるところもあり、収穫はありました。







普段仕事をしていて、基本的に教わることがない(人がいない)ので、
学校を卒業してからもこういった高度な専門分野で学ぶ機会があることは本当にありがたいことで、
だからこそ入った甲斐があるというものです。



また今回は教壇に立つ側を経験してからの受講だったわけですが、
立場が変わると意識もそれなりに変わりますね。





セミナー後は、卒業生同士で懇親会。

こうした場での情報交換も人脈と視野が広がるので貴重です。

皆さん、現場の第一線で活躍されてるようで何より。

私もより一層頑張らねば!


 

手で作る意味とは?(その先に見据えるもの)

  • 2015.07.14 Tuesday
  • 09:51
現在Kenji Hashimotoでは橋本が靴を作っています。

その行程は…
  1. ラスト(木型)製作
  2. デザイン
  3. パターン
  4. アッパー(甲革)メイキング 裁断、革漉き、縫製など
  5. ボトム(底付け)メイキング 中底加工、各種芯材製作、つりこみ(成型)、底付け
  6. 仕上げ
こんなところでしょうか。

既製品の工場やオーダーシューズを手がける工房、会社でも規模が大きくなれば分業になります。

さてここでは分業について論じるつもりはなく、
どの程度「手」が用いられているかについて書き連ねたいと思います。

まず
1のラスト製作 足に合わせて削りますが、切削は機械(グラインダー)で90%、残りは手(ヤスリ)で削ります。
盛り修正に関してはパテを用いています。これも手作業です。

2のデザイン これは木型に手描きでデザインをのせていきます。手100%

3のパターン これは紙にデザインをのせ、手(カッター)で切ったりして作っていきます。

4のアッパーメイキング これは裁断は手(刃物)で切ります、革漉きは機械(漉き機)で漉いた後、細かい部分は手(刃物)で漉いていきます。縫製は機械(ミシン)を使います。

5のボトムメイキング 中底や芯材は木型の大きさに合わせて刃物を使って切り出し、加工はやはり刃物で漉きます。
つりこみは手作業で革を引っ張り釘で留め成型します。底は切り出しは手で、圧着は機械(プレス機)を用います。

6の仕上げ、汚れ落としやクリームは手で塗ります。


大雑把に書くとこんなところでしょうか。

まとめると「機械+工具」を用いる手作業です。

材料、製法によりますが、上記の機械無しで「工具のみの手作業」でも作れます。

もしかしたらみなさんの思い描いているハンドメイドシューズとは「工具のみの手作業」だったかもしれません。


よくある既製品はどうなのか…

その定義はおそらく「型」が決まってしまっている事。

ここの「型」とは木型、中底型、型紙、抜き型…。
作業面では手作業が多い製品や機械を多用する製品など様々。

一概に既製品≠工場製、ハンドメイドシューズ=オーダーシューズとは言えません。


  誤解をされている方が多いのですが、

「ハンドメイドだから足にやさしい、足に合う」

  ということはおかしく、

「ハンドメイドだから独特の雰囲気がある」

  の方が表現として正しいと思います。


ハンドメイドという言葉の響き、イメージによって良いように誤解をされているのだと思うのですが、
「その人の足」を出発点として上記の1〜6のプロセスを踏まなければ、足に合った靴はできないはずなのです。
(当然ながらたまたま木型がその人の足に合う場合は例外として)

以前、ネットを見てると、通信販売で「ビスポークシューズ」というネーミングで売られている既製靴を見かけました。

「ビスポーク」とは何か。

語源はbe spoken、作り手と使い手が話しながら一つのものを作り上げていく…

会話のないネット通信販売でビスポーク(実際は既製品)とはどういうことなのか。

これもハンドメイドと同じで製品に言葉の響き、イメージを付与させたいという思惑が見えます。




みなさんに考えて欲しいのは「靴に何を求めるか?」です。

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