靴だから出来ること、靴にしか出来ないこと。(その1)

  • 2017.07.10 Monday
  • 09:17

 

 

最近、手仕事系の職人さんと繋がる事が多く、その多くは鞄職人さん、革小物職人さんといった面々です。

 

大体、それぞれの仕事、業界の話しになるのですが、

 

改めて気付かされた事が…それは

 

 

靴は儲からない(絶望的に)

 

 

 

(ビジネスという観点で)皆さんの話を要約すると、

 

革小物 >>> 鞄 >>>>>>>>>>>>>> 

 

の順でお金が残るといった感じです。

 

 

 

靴職人からすると、鞄も革小物も変わらない(靴よりは断然良い)気がしたんですが、

 

両方の職人さんに言わせると、

 

革小物が有利だそうです。

 

材料の歩留まり、在庫(スペース)問題、買い替え頻度、売りやすさ、工程などなど

 

 

 

同じ皮革製品でもなぜ靴がこの二つと比べて不利なのか、

 

まとめてみます。

 

 

 価値観 

 

そもそも靴にお金をかけない

お金を持っている人でも服にはお金かけても靴にはお金をかけない(これは時計、鞄よりラベリング効果が薄いこともあるでしょう。)

底が減るし、汚れるので買い替える、だからお金をかけない

 

 

 工程が複雑、多い

 

革を切って、縫って、ある程度形になる小物、鞄にくらべて、

靴はそこから成形(つりこみ)して、底を付けて…という作業があります。

 

革小物などを趣味でやってる方でも、靴をやってみると作業が嫌になるというくらいの大変さ…

 

 

 単位が1ペア(1足)

 

これは靴も革小物も作ってる職人さんがよく言うことです。

靴は左右作らないといけない…当たり前のことなのですが、小物、鞄とくらべると確かに大変です。

しかも左右のバランスを見て…。

 

昔師匠のマイスターが言ってました。

「靴は片足だけ作るなら楽、両方作るから難しいねぇ〜。」

 

 

 試着が必須

 

靴は足の形状やフィット感が人によって異なるので、ネット販売では売りにくい商材です。

また場合によってフィッティングのクレームなどもあるでしょう。

 

靴に比べて小物、鞄はネット販売でも対応しやすいかと思います。

 

 

 

 

ザッと挙げただけでもこれだけあり、さすがに靴を作ってるのが嫌になってきました…(嗚咽

 

なんで靴職人になったんだろう…(汗

 

 

 

…このまま終わるのもなんですが、次回は靴ならではのポジティブな点を挙げていきたいと思います…(あるのかなぁ)

 

 

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

selected entries

categories

archives

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM