東京受注会 7/29,30

  • 2018.07.21 Saturday
  • 10:06

 

 

毎日酷い暑さですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

神戸も暑いのですが、こちらは屋内中心の仕事で良かった…と感じている今日この頃です。

 

 

さて今月29(日),30(月)日は東京受注会でございます。

 


場所 OLDHAT東京 http://oldhat-jpn.com/shop_tokyo/about
日時 7/29(日) 16:00~20:00 7/30(月) 12:00~20:00

 

7/29は夕方から空いております。

7/30は既に埋まっております。

 

ご希望の方はお早めにメールinfo@kenji-hashimoto.com頂ければと思います。

 

次回は8月下旬を予定しておりますので、今回はご相談、しばらくご検討頂いて、次回ご注文という流れでもOKです。

 

足、靴に悩みを抱えてらっしゃる方々、どうぞこの機会に。

 

 

それでは今回も沢山の方にお会いできる事を楽しみにしておりますm(_ _)m

春は出会いと別れの季節

  • 2018.05.28 Monday
  • 11:52

 

 

5月に入り、もう終わろうとしていますが、春は出会いと別れの季節ですね。

 

 

 

今年度も学校に非常勤講師として通い出しました…。

 

 

顔と名前を覚えるのが最初の仕事です(笑

 

 

 

 

さて今回は昨年度のことなのですが、KHインターンシップについて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際は3月で終わり、彼らも学校を卒業し、現在はそれぞれの就職先で新入社員として頑張ってるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らも手探り状態だったかもしれませんが、こちらも手探り状態でした。

 

 

 

 

 

 

 

できるだけ工房内にいる間は充実した時間を過ごしてもらおうと試行錯誤。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にフィードバックシートも提出してもらいましたが、それなりに得るものはあったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校とはまた違った内容で、新鮮に思えるところもあったようですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目的を達成するためのアプローチは様々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が良いと思った方法を取ることがオリジナリティに繋がるのかなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指導者側としては手を動かすことを止めないで欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも始めたきっかけについて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校を卒業して10年以上になるのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の学生が何を考え、学校に入り、どのように過ごしているのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知りたいと思うようになり始める事にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らには卒業生として、また一事業者としてニュートラルな立場で接して来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分も不器用ゆえここに至るまで(これでも)相応の苦労はしているのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の立場で「わかること」を伝える事が出来ればと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは限られた時間ゆえ一部しか伝えることが出来なかったのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこから先は自らの手で掴むなりして欲しいなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的に答えをすぐに教えるのではなく、ヒントを出し自分の頭で考えてから答えに導くような指導をしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

靴作りは奥が深く、やればやるほど発見が多くあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その発見に気がつくかどうか、洞察力、審美眼などは普段の生活から意識していないと身に付かないものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

…と長くなるのでこの辺にしておきます。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後、御礼の品として、彼らからプレゼントを頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FILSONのエプロンだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語での名入りということでまるで幼稚園児に戻った気分、身につけるには相応の勇気が必要になりそうですね(笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起業時の事3

  • 2018.05.24 Thursday
  • 04:26

 

しばらく時間が空きましたが、続きです。

 

 

 

当然ながら開業当初は厳しく、当時は知人の紹介で下請けの仕事などやっておりました。

 

 

こういう数をこなす下請け仕事はなかなかやってもやっても儲からないんですよね…。

定期的に流せる(出せる)仕事、量と価格、考えれば当たり前の事なんですが、この辺りの関係性はいろいろと考えさせられますね。

 

 

 

 

自分はなにやってるんだろう?

 

こういう事をやるためにリスクをとって開業したのか?

 

と言っても、やらないことには家賃も融資額も払えない訳です。

 

いろいろジレンマを抱えてましたね。

 

 

夜22,23時くらいに値下げされた晩御飯を買いにスーパーに行く道すがら、

 

毎日夜空を見上げながら、

 

…返済はあと42回もあるのかぁ…

 

財政面でも特に融資の返済についてはいつも頭を悩ませてました。

 

これは事業主、経営者でないとわからない部分かと思います。

 

 

それが、

 

あと35回かぁ…まだまだだなぁ

 

あと30回かぁ…やっと折り返しまで来たかぁ。でも30回もあるのか…

 

あと24回…おー、何かゴールが見えてきた感じがある(ない)

 

15回切ったくらいからあまり考えなくなりましたね。

 

 

 

経営面については正直何度か危ない時期はあったのですが、融資の返済はきちんと決められた額を返して来ました。

 

それはやはり貸して頂いた恩義を報いるため。

 

そんな自分にとって完済のお知らせは……言葉では言い表せないですね。

 

 

その頃と比べると今が楽になってるとは思えないのですが(苦笑

 

いろいろなお話などを頂いたりする機会もあり、これまで積み上げてきたモノが少しづつ評価されてきたのかなと。

 

 

 

ここまで何とかやってこれたのはご注文頂いているお客様、協力していただいてる取引先様、友人、知人のおかげです。

 

特に初期のお客様は、こんな名もない職人によくご注文して頂けたなと今でも感謝しております。

 

 

 

 

 

長文駄文読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

今後ともよろしくお願い致します。

 

Kenji Hashimoto

起業時の事2

  • 2018.04.18 Wednesday
  • 05:23

 

 

前回の続きになります。

 

 

今の工房に決めた理由ですが、下記2点になります。

 

 

 

 ,泙再眩費がかからない事。

 

 

  天井がかなり高く、ロフトがあり他に無い独特の雰囲気でした。

 

  リフォーム済で、ある程度整っていたので、内装費もさほどかからず(かけれず(笑))、

 

  融資は満額下りましたが、それでも当初想定していた予算総額よりも少なかったので、自分で手を加えながら始めることにしまし

た。

 

  木工はほとんど未経験ですが、やる気になれば何でも出来るんです(笑 

 

  電動ドライバー買うところから始めて、ホームセンターに木材を買いに行って…懐かしいですね。

 

 

 

 

 △箸砲くアクセスが良い。

 

  最寄り駅からは徒歩2分。

 

  複数路線使えるところがポイントなのですが、何と言っても新快速停車駅であるJR神戸駅が使えるのが大きいですね。

 

  遠方からのお客様もご来店しやすいだろうと。

 

  環境も雰囲気の良い湊川神社が近くにあり、海も大型ショッピングモールも徒歩圏内。住んでみて思いましたが、相当便利です。

 

 

こういった大きな(金のかかる)決断は疲れますね。

 

他にも決断に次ぐ決断があるので、ある種の興奮状態に持っていかないと、正気ではやってられないというか。

 

 

さて決める事にした私は一路不動産屋さんへ。

 

挨拶もそこそこに内容について話していくと、

 

 

 

契約書…

 

 

 

ふむふむ、なるほどと。

 

賃料他細かな事が記載されていていました。

 

 

 

 

読み進めていくと、

 

保証人欄が。

 

 

「これは付けてもらわないと貸せない」

 

 

 

 

 

呆然としました。

 

 

 

ここまで詰めて来て、最後の最後に親に頭を下げるのか…と。

 

 

書類を持ち帰る道すがら、今後の事を考いろいろと考えました。

 

 

 

 

当時父親は急に体調を崩し、大阪で入院していた時期でもありました。

 

 

 

 

 

状況が状況ゆえ口もあまり聞いてなかったのですが、

 

とりあえずもう一度だけ話をして、ダメなら他の方法を考えようと。

 

 

 

 

そして判子を貰いに入院先の病院まで、頭を下げに行った事を覚えています。

 

行った際に、母から話はされていたようで、二つ返事で快諾してくれました。

 

 

 

その時に、判子を押しながら

 

“身体に気をつけて頑張れ”

 

と言われました。

 

ここまで苦労して来たけれども、自分の中で一つ区切りというか吹っ切れたような感覚がありましたね。

 

 

 

続く

 


 

四十にして惑わず (起業時の事)

  • 2018.04.18 Wednesday
  • 03:07

 

 

昨日4/17は、1985年我らが阪神タイガースが甲子園で伝説のバックスクリーン3連発があった記念すべき日…

 

 

 

 

でもあるのですが、私の誕生日でもあります。

 

おかげさまで40の大台に乗りました。

 

お祝いのメッセージ頂きました皆様、ありがとうございます。

 

 

よく

 

“四十にして惑わず”

 

と言いますが、どうなんでしょうね。

 

目の前の仕事をこなすことで精一杯なので、惑わずと言えば惑わず。

 

 

さて、先日の話しなのですが、

 

あるハガキがポストに入っておりました。

 

開けてみると…

 

 

そう、金融機関からの完済のお知らせでした。

 

これは感慨深いモノがありまして。

 

何かとうまくいかない人生の中でも、これは胸を張れるものです。(エッヘン

 

 

5年前の起業時に融資を受けておりました。

 

今でも思い出しますね、書類を用意して面談を受けに行ったあの日の事を。

 

起業時の事を少し書きましょうか…

 

 

 

 

 

当時5年ほど勤めた東京の会社を辞めて、大阪の実家に戻り、起業の準備をしていました。

 

準備とは

 

工房兼店舗となる物件を探したり、

 

金融機関に提出する書類を作ったり (これは金融機関に勤める友人がいたので、相談に乗ってもらい非常に助かりました。)

 

機械や材料などの選定をしたり、

 

関西(大阪)は久しぶりに戻ってきたので、情報収集をしたり、

 

 

などなどしていました。

 

 

物件は当初大阪(市内)で探していました。

 

当時同じ時期に起業する某職人と情報交換をしていたのですが、

 

彼は少し早いタイミングで大阪市北区で思うような物件を見つけることが出来、

 

それを聞いた自分は焦っていました。

 

とはいえ、大阪に自分の条件に見合うような物件は無かったのです。

 

 

 

 ・賃料 (思ったより)賃料が高め。市内でも中心部の良いエリアで探していました。

 

 ・面積 工房兼店舗で機械類や材料も置くので、それなりの広さが必要でした。

 

 ・内装費 内装に予算を割かないといけない物件が多かったです。

 

 ・音の問題 機械やハンマーでどうしても音がなる。

 

 

これ以上は時間をかけれないなと思っていると、知り合いから「神戸方面まで広げてみれば?」とアドバイスが。

 

ネットで探し、春日野道駅と神戸駅の物件を見に行きました。

 

ほとんど土地勘のないエリアで、不安だったのですが、

 

その不安感よりもとにかく早く仕事を始めたかった気持ちの方が強かったように思います。

 

 

 

というのは、靴工房として起業するに辺り、両親、特に父親からは良く思われてなかったのです。

 

靴作りを生業とする事に抵抗があり、専門学校に進学する際にも反対されました。

 

何度か話し合いも持ちましたが、自分の中で理解を得るのは難しいという結論になりました。

 

また金融機関から融資を受ける際に保証人を付けるかどうか、これはさすがに親には頼めず、

 

止む無く兄にお願いしました。

 

専門学校在学時、奨学金を借りていたものの、2年時に資金ショートを起こしそうになり、ここで退学するか…散々悩んだ結果兄に借りた事があり、助けられた経験がありました。(←就職後に返済計画通り完済しました。)これは感謝しましたね。ここで断れていれば、今のKenji Hashimotoはないです。

 

今度も大丈夫だろうと高をくくっていたのですが…今度は見事に断られました。これは想定外の事で、かなり落ち込みました。

 

 

 

後に金融機関の面談の際に、

 

「保証人付けないとこの額(割高)になりますが、いいですか?」

 

と言われますが、

 

それくらいの負担でもとにかく借りれるなら有り難い。

 

とさえ思っていました。

 

(これは非常にリスキーな状態で、金融機関の冊子にも身内から理解を得られないなら、一度よく考えましょう的な事が書かれています。全くその通りだと思います。私は運が良かっただけなので、良い子は真似をしないように。でも引くに引けない部分があったんですよ。)

 

 

こんな感じの状況だったので、神戸行きというのは大阪から距離を置けるまさに“渡りに船”でした。

 

そして神戸駅近くの今の工房を選ぶ事になる訳です。

 

大阪の金融機関で書類をもらった直後、何かがひらめいてその場で不動産屋さんに契約する旨の連絡をした事を覚えています。

 

後に聞いた話しですが、カフェをやろうとしていた女性も本物件を考えていたそうです。

 

あの時に電話をかけてなかったらどうなっていたのか…

 

人生は面白いですね。

 

 

長くなるので、続きは次回へ。